YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

娘たちとのドライブ 自動車教習所風・・・

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

さて、昨日はお盆休みの2日目。普段は、土曜日も日曜日も「各部活動の応援」、「サッカー協会の仕事」、「サッカー解説の仕事」などで、ほぼ家にいることのない私にとって、希少な「何もすることのない一日」でした。

そこで、思いついたのが「娘たちとのドライブ」です。正確には、思いついたというより、

「実施するなら今日しかないよ。」

と娘に提案したというのが、本当のところです。

私には、3人の娘がいます。そのうち、長女と三女が、現在、我が家に滞在中。ちなみに、次女は長崎で大学生をしていて、今回は帰省していません。

その、三女から、

「今度、実習先に車で行くことになりそうなんだけど・・・」

と相談を受けました。

なぜ「・・・」なのか。それは、娘がいわゆる「ペーパードライバー」だからです。

高校を卒業し、春休みに運転免許を取得したものの、大学への通学は、駅まで自転車で行き、それからJRに乗って通うというパターン。「地球温暖化防止対策」には貢献しているわけですが、結果的に「ペーパードライバー」の道を突き進むことになりました。

というわけで、

「実習先の場所もわからないし、誰かが横に乗っててくれないと運転する自信がない。」

と相談を受けたわけです。

「だったら、お父さんが付き合えるのは、今日しかないよ。」

となりました。

そこに、便乗したのが、日頃は4歳になる孫娘の母親業に徹していて、こちらも「ペーパードライバー歴3年」になる長女でした。

「私も一緒に行って、久しぶりに車の運転をしたい!」

となりました。そこには、当然のごとく4歳の孫娘もセットでついてきます。

かくして、まずは、三女がハンドルを握り、助手席に教官役の私。後部座席に長女と孫が座るという形での「ドライブ」に出発!となりました。

自宅から実習先への道のりをスマホのナビで調べてみると、自宅から実習先への道のりは、いたって分かりやすい道のりでした。

自宅を出てから、道を曲がる回数は、わずかに2回。一つ目の交差点を曲がって熊本市のメインストリートである「電車通り」に出ると、あとはひたすら直進すること約20分。

実習先に近づいて、左折すると約50m先が目的地でした。

ちなみに、なぜ、車についているナビではなくて、私のスマホのナビで道のりを調べたのか?

それは、車のモニターでは、孫娘のご機嫌をキープするためのツールである「りかちゃん人形DVD」が放映中だったからです。

ここまでは、スムーズにドライブが成立。しかし、大変だったのは、この後でした。

「次は、運転手を長女と交代して岐路に着く。」予定になっています。

ところが、ここで、

「いやだー。ママのお隣じゃないと嫌だー。」

と4歳の孫娘が言い始めました。まだ、チャイルドシートに乗っている孫娘を助手席に乗せることは出来ません。

そこで、

「今から、おもちゃ屋さんに行って『マイメロディーちゃん』と『シャボン玉』買うんだったよねー。でも、そこまでの道は、ママしか知らないんだー。ママが運転しないと行けないんだよー。」

と、かなり苦しい言い訳を伝えつつ、長女がハンドルを握りました。

現在、保育士を目指して勉強中の三女が、後部座席で孫娘の隣に座り、これまでの「学習の成果」を遺憾なく発揮して、様々な声掛けをしますが残念ながら効果なし。

次の目的地のおもちゃ屋さんに着くまで、孫娘は後部座席で号泣し続けました。

ようやく、おもちゃ屋さんの駐車場に着いて、

「さあ、着いたよ。買いに行こう!」

と声をかけても、孫娘の機嫌は直りません。

「行かない。ママとここにいる。」

と後部座席に移動した長女にしがみついて離れません。

仕方なく、

「じゃあ、じいじが行って、買ってきていいの?」

と聞くと、こくりとうなずく孫娘。

とは言え、私一人では、どれを選んだら良いかもわからないために、三女を随行させて、いざ、おもちゃ屋さんへ。

目的のおもちゃを購入し、後部座席でまだひくひく言っている孫娘にそれを手渡しました。

おもちゃを手にした孫娘は、

「ありがとう。これ、どっちが買ってくれたの?」

「じいじだよ。」

と、かろうじて祖父の威厳を保ちつつ、何とか「苦難のドライブ」は終了しました。

「みんなが笑顔の楽しいドライブ」とはいきませんでしたが、「お盆休み」だからこそ実現した「貴重な家族との時間」にはなりました。(笑)

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。素敵なお盆の一日をお過ごしください。