YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

仕事への集中力を高めるには… アイビーリーメソッド

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

さて、今日は三連休明けのお仕事日。

「今ひとつ、仕事へのやる気が出ないあー」

という読者の方も多いかと思います。

そんな方にオススメしたいのが、今日お話しする「アイビーリーメソッド」です。

この方法については、メンタリストDaiGo著 超集中力(かんき出版)から学びました。

メンタリストDaiGoと言えば、先日、ホームレスに対する差別的な発言が大炎上し、現在は、YouTubeの公開も控えているようですが、一日に20冊の本を読むという彼の知識量は莫大で、彼の著書から学ぶべき点はたくさんあります。

私も炎上したときの彼の発言については良くなかったと思いますが、自分の過ちをしっかりと受け止めて、人として一回り成長した彼の姿を再び見られる日を待ちたいと思っています。

というわけで、彼の著書から学んだことを紹介します。

本書によると、

「私たちは本能的に複数のことが同時に気になってしまう性質を持っています。常に周囲を警戒するためには、一点に集中するよりも、あれもこれもと気にしている方が理にかなっています。この心の動きは、食事中に外敵に襲われる可能性のある自然界で生きていく上ではとても重要なものでした。しかし、ある程度の安全が確保されている今、特に、仕事や勉強に集中したいときには、あれもこれも気になってしまう心の動きは不要なブレーキとなってしまいます。」(本書より引用)

確かにその通りですよね。

学生時代、仕上げなければいけないレポートの締め切りが迫っている時に限って、部屋の片づけが気になってしまうというような経験はありませんか?私は、よくそんなことがありました。

「こうした状態から抜け出すためには、今使える時間で何をするのかあらかじめ明確にしておくことが有効です。(中略)ここでオススメするのは『やることリストづくり』の元祖とも言えるアイビ・ーリーのメソッドです。」(本書より引用)

というわけです。

「アイビー・リーは20世紀に活躍した経営コンサルタントで、後に『PRの父』と呼ばれるようになった人物。そんなアイビー・リーが、当時、アメリカ最大の鉄鋼会社であったベツレヘム・スチールの社長チャールズ・シュワブに伝えたのがアイビー・リー・メソッドです。(中略)

アイビーリーはその場でシュワブに対して効率化のために考案した自身のメソッドを伝えました。その所要時間はわずかに20分。そのポイントは次の6つだけです。

1,紙に「明日やるべきこと」を6つメモする。

2,その6項目を重要だと思われる順に1,2,3,4,5,6と番号を振る

3,翌日、そのメモの順番に従って仕事を進める

4,もし、全部できなかったら、悩むことなく忘れる

5,その後、明日のための6つの項目を新しくメモする

6,1~5を丁寧に繰り返す」(本書より引用)

これを読んだ私は、早速その翌日から実践しています。

ただ。私の場合は、少しだけアレンジして「紙」を「付箋」に変え、「前日」ではなく、「当日の朝」校長室の椅子に座ってすぐに行うようにしています。

そして、「付箋」に書いた仕事が終わるごとにそれをスパッとはがしていきます。

これをはがす瞬間に、何とも言えない「達成感」を味わうことが出来ます。

このメソッドのポイントは、「4,もし、全部出来なかったら、悩むことなく忘れる」にあります。

私も、翌日、校長室の椅子に座ると前日に貼った「付箋」が残っていることも時々ありますが、気にせずにスパッとはがして、次の6枚の「付箋」を書くことにしています。

今日も、このあと学校に行き、校長室の椅子に座って、6枚の「付箋」に今日やるべき仕事を書き込むことから私の「一日の仕事」がスタートします。

皆さんも集中力アップのために、試してみませんか(笑)

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。連休の合間の火曜日ですが、集中力を高めて素敵な一日をお過ごしください。