YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

日本ハム新庄監督に期待! 監督に関する一考察(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

さて、日本のプロ野球界では、日本ハムの新監督に新庄剛志氏が就任することが決まり、大きな話題となっています。

新庄さんと言えば、選手時代には、試合前後の数々のパフォーマンスでファンを喜ばせたり、阪神時代には、敬遠の球を打って、さよならヒットを放つなど、実力はもちろんのことエンターテイメント性でも注目を集めた選手でした。

また、現役引退後も数々のバラエティー番組に出演し、タレントとして活躍したり、整形手術を繰り返したことを公言したりして注目を集めました。

「そんな彼が監督としてやっていけるのか?」

という不安視する意見もあると思いますが、私は、

「監督として成功する可能性は十分ある。」

と思っています。

今日は、「監督」という仕事に対する私の考えをお話しします。

世の中には様々な「仕事」がありますが、その中でスポーツチームの「監督」というのは、最もやりがいのある仕事の一つであると思っています。

幸せなことに、私は、教師という仕事を選び、私が現役の教師として仕事をした時代は「部活動」を盛んに行うことが出来た時代だったことにより、様々なスポーツチームの「監督」を経験することが出来ました。

はじめて、「監督」を経験したのは25歳の頃でした。

22歳で大学を卒業し、小学校の教師となり、1年目からサッカー部の担当者になりましたが、最初の2年間は先輩の先生が「監督」をされていました。

3年目に転勤した小学校ではじめて「監督」を経験することになります。

そのチームは、「豊川少年サッカークラブ」。私が小学生の頃から、熊本県内有数の強豪チームでした。(ちなみに、大津高校サッカー部総監督の平岡和徳さんは、このチームのご出身です。)

目を輝かせてサッカーボールを追う子どもたち、サッカーへの関心が高く、とても協力的な保護者の皆さんに囲まれ、幸せな1年間を過ごしました。

残念ながら,異動の制度上、豊川小学校には一年間しか勤務することが出来ず、次に赴任したのは泗水小学校でした。

豊川小学校とは対照的に、泗水小学校には、当時、まだサッカー部はありませんでした。

そのことを知り、

「ここでは、サッカー部の監督は出来ないんだ。」

と落胆していたところ、当時の校長先生から校長室に呼ばれ、

「ここには、サッカー部は、なかつばってん、男子の元気もんがたくさんおるけん、あたがサッカー部ば、作ってくれんな。(ここには、サッカー部はないんだけど、元気な男子がたくさんいるので、あなたがサッカー部を立ち上げてくれないか。)」

と言われ、

「もちろんやります!」

と即答。異動して1年目にサッカー部を立ち上げて、「泗水小学校サッカークラブ」の「初代監督」となりました。

この頃は、「とにかく少しでも強いチームを作りたい」という気持ちが前面に出ていて、今でも付き合いのある当時の選手たちに話を聞くと、

「南先生、めちゃくちゃ怖かったですよ。」

と言われます。「若さ」と「経験主義」のもとで突っ走っていた時代でした。

そこで5年間を過ごし、次に異動となったのは、菊陽中部小学校でした。

年齢も30歳となり、選手としてプレーしていた熊本教員団でも「ベテラン」と言われるようになっていました。また、少しづつ「指導者としての勉強」を始めた時期でもありました。

「クーバーコーチングメソッド(個人技術に焦点をあてた指導法)」と出会い、「チームの勝利とともに、個の育成を目指すべき」と考え始めたのは、この頃でした。

この当時、「菊陽中部小学校サッカークラブ」に在籍していた「教え子」が矢野大輔さん(G大阪サガン鳥栖ロアッソ熊本でプレーした元Jリーガー)です。

ここで、3年間監督を務め、月出小学校に異動となります。ここでも、「月出小学校サッカークラブ」の「監督」を務めます。

ただ、この時代には、私のその後の「サッカー指導者人生」に大きな影響を与える2つの出来事がありました。

一つは、社会人サッカーチーム「熊本教員団」の「監督」への就任です。

もう一つは、「日本サッカー協会公認B級ライセンス」の取得です。

社会人チームでの「監督経験」と、本格的に指導者としての勉強が出来た「B級ライセンス取得」をこの時期に経験できたことは、本当に幸せでした。

というところで、かなりの字数になりましたので、この続きは「後編」でお話ししたいと思います。

今日は、J3リーグ第25節、ロアッソ熊本鹿児島ユナイテッドの試合が行われます。

明日のブログでは、この試合についてお話ししますので、「監督に関する一考察(後編)」は、明後日のブログでお話しします。ご了承ください。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、皆さんにとって素敵な日曜日となりますように。