YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

仕事がはかどる「デスク整理」と「アフォーダンス」の最適化

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日のブログでは、「『アフォーダンス』って知ってますか?『片付けの心理法則 メンタリストDaiGo著(学研プラス)』より」と題して、「アフォーダンスをデザインする」ということについてお話ししました。

そこでは、早朝の5時半からこのブログを書くための「アフォーダンス」についてお話ししたのですが、今日のブログでは、その続きとして、このほかに私がこの本から学んで実践していることをお話しします。

その一つ目は、「デスクの整理」です。

メンタリストDaiGo氏は、「片付けの心理学(学研プラス)」の中で、次のように述べています。

「デスクは『聖域』であるべきです。

片付けるモノが一切ない状態が保たれているのが理想です。

余計なモノが置かれていると集中力が奪われますし、散らかっていたら仕事や勉強を始める前に片付けなければなりません。いずれにしても知的生産性が下がってしまいます。特に仕事の前にまずは片付け、というルーティーンは、とりかかりを遅くするので、絶対に習慣にしてはいけません。

自宅の書斎でも、職場でも、デスクが常時きれいに保たれていることは、仕事や勉強がはかどるために絶対に必要なことなのです。」(本書より引用)

学生時代や社会人(教師)として働き始めて管理職になるまでの私のデスクは、残念ながら「最悪の状態」でした。

自宅の勉強机は、常に教科書や参考書、プリント類が山積みの状態。社会人(教師)として働き始めてからの職員室の机の上には、あっという間に職員会議や職員朝会で配布されたプリント類などが山積みになってしまい、

「南先生、机の上で雪崩が起きるよ!」

とお隣の先生に笑われたことは一度や二度ではありません。

そんな私も、教頭、校長となり、さすがに「これではいけない」と決意して、机の上はずいぶんすっきりするようになりました。

今回、本書を読んで、さらに取り入れたことがあります。

それは、「とりあえずボックス」の導入です。

本書の中に次のような提案がありました。

「デスクまわりにあふれたモノを一時的に入れておく『とりあえずボックス』を作りましょう。机の上にあって邪魔なモノをとりあえずそこに取り込んでしまう箱です。ここに邪魔なモノを移してしまえば、すぐに仕事や勉強にとりかかることができます。」(本書より引用)

ということで、私もニトリで「A4版の大きさのボックス」をみつけて購入し、活用しています。

この「とりあえずボックス」に決済前後の書類なども入れるようにして、デスクの上にモノがないという状態を保つようにしています。

もう一つ実践しているのが、「アフォーダンスの最適化」です。

本書では、次のようなことも述べられています。

「『アフォーダンス』の最適化:誰もがその用途をわかるように

やるべきことに集中できる環境をつくるためには、デスクでは、やるべき作業と関係ないことはしないようにしないといけません。

たとえば、デスクのパソコンで映画を観てしまうと、『ここは仕事だけでなく、映画を観るためにも使う場所なんだ』という意識が脳に植え付けられます。机に向かってもなかなか集中できない、という人は、こうした誤った習慣づけをしているのです。」(本書より引用)

私の場合、校長室のデスクで映画を観ることはありませんが、この考え方のもとに実践していることがあります。

それは、

「校長室のデスクでお弁当を食べない。」

ということです。

小学校や中学校に勤務している時と高校に勤務するようになってからの大きな違いの一つが、「給食がなくなり、お昼ごはんが、毎日お弁当になった」ということです。

ほとんどの先生たちは、職員室の自分のデスクでお弁当を食べます。

たぶん、多くの校長先生方も校長室のデスクでお弁当を食べる方が多いと思います。

対して私は、

「お弁当は、応接机で食べる」

と決めています。

日頃は、お隣の事務室にお邪魔して、事務室の応接机で食べています。

来客や会議のために事務室の皆さんと「お弁当タイム」がずれてしまい、校長室で食べるときも、校長室の応接机で食べます。

それは、「デスクは仕事をするところ」という「アフォーダンスの最適化」につながっています。(「アフォーダンス」とは何か?については、昨日のブログを読んでもらえるとうれしいです。)

ホントに些細なことですが、本で学んだことを実践し、これからも自分自身が成長できるように努めていきたいと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。