どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
ついに、昨夜(11月20日)未明、世界中のサッカーファンを魅了するW杯カタール大会が開幕しました!
開幕戦のカードは、開催国のカタール対激戦の南米予選を4位で勝ち上がってきたエクアドルの対戦です。
いずれも「世界の列強」といわれるような「強豪国」ではありませんが、カタールは、前回のアジア大会のチャンピオン。決勝戦で日本代表を下しています。
エクアドルは、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイなど過去に優勝を経験している「列強」がそろう南米予選を4位で勝ち抜いているだけの実力を備えた国。先日の強化試合では、日本代表と対戦し、0-0で引き分けており、その実力の高さを日本のサッカーファンに見せつけました。
試合のキックオフは、日本時間の深夜1時だったので、
「翌日は、仕事だしなあ…」
とちょっと躊躇しつつも、早めに「仮眠」をとって、テレビ観戦しました。
この試合の最大の「ハイライトシーン」は、試合開始早々の前半3分でした。
ゴール前の混戦から、エクアドルのエースFWバレンシアが見事なヘディングシュートを決めて、エクアドルが先制!
と思いきや…
主審がイヤホンで「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)」と通信している映像が映し出されると、主審は迷うことなく右腕をまっすぐに挙げて、「オフサイドによるゴール取り消し」の判定をくだしました。
ゴールシーンの映像が何度か「リプレー」されましたが、私には、「いつオフサイドがあったのか?」理解できなかったのですが…
この判定を下したのが、今大会で初導入されている「セミオートオフサイドテクノロジー」という、12台のカメラとAIを駆使した半自動のオフサイド判定システムだったのです。
AIが作成した「解析画像」をみると、バレンシアにクロスを送った選手がパスを受けたときに、確かに足の先が、わずかにオフサイドラインを超えています。
これは、「肉眼での判定」では不可能なレベルだと感じました。
この「新システム」が、この大会で「多くのドラマ」を産むような予感がします。
試合の方は、その後も終始エクアドルが試合の主導権を握り続け、エクアドルのエースFWバレンシアが2得点。
アジアチャンピオンであり、しかも、開催国であるカタールが完敗。あらためて、「世界の壁の厚さ」を感じた一戦となりました。
同じアジアから「列強国・ドイツ」に挑む日本代表の初戦は、23日の22時キックオフ。いよいよ2日後です。
日本から最大限の声援を送りましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。