YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

カタールW杯開幕! 初戦でいきなり新システム稼働

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

ついに、昨夜(11月20日)未明、世界中のサッカーファンを魅了するW杯カタール大会が開幕しました!

開幕戦のカードは、開催国のカタール対激戦の南米予選を4位で勝ち上がってきたエクアドルの対戦です。

いずれも「世界の列強」といわれるような「強豪国」ではありませんが、カタールは、前回のアジア大会のチャンピオン。決勝戦で日本代表を下しています。

エクアドルは、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイなど過去に優勝を経験している「列強」がそろう南米予選を4位で勝ち抜いているだけの実力を備えた国。先日の強化試合では、日本代表と対戦し、0-0で引き分けており、その実力の高さを日本のサッカーファンに見せつけました。

試合のキックオフは、日本時間の深夜1時だったので、

「翌日は、仕事だしなあ…」

とちょっと躊躇しつつも、早めに「仮眠」をとって、テレビ観戦しました。

この試合の最大の「ハイライトシーン」は、試合開始早々の前半3分でした。

ゴール前の混戦から、エクアドルのエースFWバレンシアが見事なヘディングシュートを決めて、エクアドルが先制!

と思いきや…

主審がイヤホンで「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)」と通信している映像が映し出されると、主審は迷うことなく右腕をまっすぐに挙げて、「オフサイドによるゴール取り消し」の判定をくだしました。

ゴールシーンの映像が何度か「リプレー」されましたが、私には、「いつオフサイドがあったのか?」理解できなかったのですが…

この判定を下したのが、今大会で初導入されている「セミオートオフサイドテクノロジー」という、12台のカメラとAIを駆使した半自動のオフサイド判定システムだったのです。

AIが作成した「解析画像」をみると、バレンシアにクロスを送った選手がパスを受けたときに、確かに足の先が、わずかにオフサイドラインを超えています。

これは、「肉眼での判定」では不可能なレベルだと感じました。

この「新システム」が、この大会で「多くのドラマ」を産むような予感がします。

試合の方は、その後も終始エクアドルが試合の主導権を握り続け、エクアドルのエースFWバレンシアが2得点。

開幕戦はエクアドルが、カタールに2-0の完勝を飾りました。

アジアチャンピオンであり、しかも、開催国であるカタールが完敗。あらためて、「世界の壁の厚さ」を感じた一戦となりました。

同じアジアから「列強国・ドイツ」に挑む日本代表の初戦は、23日の22時キックオフ。いよいよ2日後です。

日本から最大限の声援を送りましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。