YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

日本代表 敵地でベトナムに1-0勝利! 2位豪州と勝ち点1差

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

さて、ワールドカップアジア最終予選も、昨日行われた第5節で一巡目の対戦が終わり、折り返し地点となりました。

4試合を終えて、2勝2敗の勝ち点6で「4位」というここまでの結果は、連続出場しているここ直近4回の最終予選(2002年大会は自国開催のために予選なし)の中でも最も厳しいスタートとなっています。

そういったわけで、11月に行われるベトナム戦、オマーン戦の2連戦は、「絶対に2連勝すること」が必要な試合です。

そんな状況で行われた昨日のベトナム戦を振り返ります。

先発メンバーは、

GK 権田

DF 山根、吉田、冨安、長友

MF 田中、遠藤、守田

FW 伊東、大迫、南野

オーストラリアを破った前節のメンバーから、負傷欠場のDF酒井→山根の変更だけで、あとは、すべて同じ顔触れとなりました。

スコットランドリーグで好調なプレーを続ける古橋や初招集の三苫は、ベンチスタートとなりました。

試合は、スタートから日本が主導権を握って進めました。

そんな前半17分。大迫のポストプレーから出たパスを受けた南野が、左サイドを突破し、縦へドリブルで侵入します。そして、逆サイドへパス。そこに、トップスピードで走り込んだ伊東が合わせて、ベトナムゴールを揺らし、先制点を奪いました。

3トップの連係プレーで生まれた見事なゴールでした。

その後も、ボールを握り続けた日本は、前半41分にも決定機を迎えます。

自陣での相手コーナーキックをクリアしたボールをハーフライン付近で受けた伊東。

持ち前のスピードに乗ったドリブルで相手ペナルティーエリア付近まで進むと左足で切り返し。逆サイドにパスするかと思いきや、そのまま、右足を振り抜きシュート!

ボールは、ベトナムゴールに突き刺さり、見事な追加点!・・・

と喜んだのですが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)により、オフサイドという判定がくだり、残念ながら「幻のゴール」となってしまいました。

前半は、1-0で終了。

後半に入り、ベトナムも攻勢をかけてきました。

対する日本も後半19分に南野→浅野、長友→中山と左サイドの選手を2枚替え。

続く29分には、大迫→古橋、田中→柴崎と前線でゴールに絡む選手の2枚替えを行い、積極的なメンバーチェンジで攻勢をかけますが、ゴールを奪うことが出来ません。

後半43分には、守田→原口という交代で交代枠を使い切り、このメンバーで終了の笛を聞きました。

結果は、1-0で日本が勝利し、敵地ベトナムで「勝ち点3」をつかみました。

この勝利の意味は、二つあると思います。

一つ目は、「ヨーロッパからのチャーター機の遅れ」というアクシデントもあり、厳しいコンデションの中で、「絶対に勝つしかない」という試合での勝利を収めたということです。

二つ目は、この勝利により、首位サウジアラビアとの勝ち点差が「3」。2位オーストラリアとの勝ち点差が「1」と上位2チームを射程圏内にとらえられたということです。前日のサウジアラビア対オーストラリア戦が0-0のスコアレスドローに終わったことが、日本にとってはプラスに働いています。

試合前日のインタビューで吉田麻也主将は、

「このアクシデント(チャーター機の遅れ)も、試合に勝利することで、後々『あんなこともあったね』と笑い話に出来る。」

と語っていました。

1-0のというスコアから、この結果を発信するメディアのほとんどが、「物足りない勝利」などと言ったネガティブな報道をしています。

しかし、「ここで勝った」という事実こそが大切であり、吉田主将をはじめ「森保ジャパン」の選手たちは、必ずやワールドカップの切符をつかみ取り、その時に、吉田主将の言葉を実現させてくれると信じています。

そのためには、次のオマーン戦も「絶対に勝たなければならない戦い」となります。

中4日あけて、日本時間の11月17日㈬午前1時から行われる日本対オマーン戦に向けて、選手・スタッフは、「最高の準備」をしてほしいと思います。

そして、我々サポーターも、全力で戦っている選手・スタッフを批判するだけでなく、日本のサポーター全員の力を結集して、最大限の声援を送っていきましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。