どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
シリーズ「校長の仕事」 ~講演会講師編~(前編)
です。
先日(3月11日)、「変革期を迎えた高校教育」というテーマでの講演会で講師を務めさせていただきましたので、今日はその話題をお話しします。
私にとって「講演会」と言えば、もっぱら「LGBT教育」に関する話題でのご依頼を受けることが多く、今年度も17回のご依頼を受けてお話しさせていただきました。
そんな中で、今回の講演会のテーマは、私にとっては初めてお話しするテーマでした。
それは、数か月前にいただいた1本の電話から始まりました。
「もしもし、南先生、お久しぶり。元気にやってますか。」
「はい。ご無沙汰しています。」
「実は、今日は南先生に講演を依頼したくて電話したんだよね。」
「そうなんですね。もちろん大丈夫ですよ。LGBT教育についてですよね?」
「もちろんLGBT教育についても話してもらっていいんだけど、今回はもっと幅広く高校教育全般について話してほしいんだよね。」
「そうなんですね。これまでそのテーマで講演をしたことはありませんが、私で良ければやらせてください!」
ということで、今回の企画が決定しました。
このお電話をいただいたのは、私が中学校で体育の教師、教頭をしている頃の校長先生で、定年退職後は公民館に勤務されていて、その公民館の企画としてこの講演会を提案していただきました。
2カ月前にはチラシも届けていただきました。
LGBT教育についての講演会であれば、これまでの経験で「大人向け」「中高生向け」の内容をすでに準備しているのですが、今回のテーマについては完全に「ゼロからのスタート」です。
この講演会の内容をつくるにあたり、私は次のような手順で行いました。
① ブレーンストーミング方式で話したいと思う事柄をなるべく多く付箋に書き出す。
② 付箋をジャンル分けする。
③ オープニング、ボディー、クロージングの3部構成とし、付箋のグループを割り振る。
④ プレゼンをつくる。
⑤ リハーサルをする。
チラシが届いた日からほどなく、私はこの作業に取り掛かりました。
目標は、「開催1か月前までには④までを終えて、一応の形をつくり上げておくこと」です。
これは、私が何か新しいことに取り組むときに常に目標にしている事柄です。一か月前に形にしておくことで、自分の中に安心感が得られ、一カ月あればしばらく間をおいて「修正、見直し」をする機会をつくれるからです。
ということで、実際にどのような作業で講演の中身を作っていったのかは、明日のブログでお話しさせていただきます。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。