YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

熊本県GKプロジェクトミーティングを開催 「熊本県のGK育成」の今後は…(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(3月20日)、千原台高校の校長室に熊本県内でGKコーチとして活動している指導者が集まり、「GKプロジェクトミーティング」を行いました。今日は、この話題をお話しします。

よろしくお付き合いください。

「GKプロジェクト」とは、今から約20年前、「世界の舞台で活躍するGKを育成する」という目標のもとに、日本サッカー協会(以下JFA)の中に組織され、その後、47都道府県サッカー協会内に組織されました。

私はその時から約10年間、「熊本県サッカー協会GKプロジェクトリーダー」として活動し、現在は「アドバイザー」という立場で活動しています。

今回のミーテイングで行ったことは次の3つです。

① 「Kyushu DNA」というテーマでのレクチャー(JFAコーチより)

② 「熊本のGK育成」についてのディスカッション

③ 来年度の「熊本県GKプロジェクトの組織」について

まずは、JFAコーチから「Kyushu DNA」というテーマでレクチャーをしてもらいました。JFAがどのような目標を設定して、「GK育成」をしているのか?また、九州各県のGKプロジェクトがどのような活動をしているのか?などをレクチャーしてもらいました。各県がそれぞれに工夫した取り組みを行っていました。

「各県の取り組みを熊本県でも取り入れられないか?」

という視点で、次のディスカッションを行いました。

熊本県の現状をみると…

私が10年以上携わってきた「熊本県サッカー協会GKクリニック」は、一昨年で閉じました。

その理由は二つあります。

一つ目は、「コロナ禍のダメージ」です。

月に2回、第2、第4木曜日の午後7時から、熊本市熊本県立運動公園スポーツ広場を会場に開催していて、小学校4年生から中学3年生までのGKが多い時には60名ほど集まってトレーニングをしていました。

ところが、コロナ禍となり「活動の中止」が続くなかで、徐々に参加者が減ってきて、コロナ禍の隙間をぬって開催しても、少ない時には、参加者が10名もいないという状態になってしまいました。

参加者が減ってしまった理由と思われることがもう一つあります。

それは、「民間のGKスクールが増えたこと」です。私が「GKクリニック」を立ち上げた12年前には熊本県内に2ヵ所くらいしかなかった「民間のGKスクール」が、今や「16」もあります。

「チームにGKコーチがいないので、GKコーチから専門的な指導を受けたい」という選手のニーズに応えられる場がたくさんできたということで、このこと自体は良いことだと思います。

このような現状の中で、「熊本県GKプロジェクト」は、今後、どのような形で「熊本県のGK育成」を行っていくのか?

その方向性については、次回のブログでお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。