どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のブログのタイトルは、
【ロアッソ】絶対に負けられない いわき戦プレビュー
後半戦に入ってからここまで「10戦勝ちなし」。その間の勝敗は0勝4分け6敗。積み上げ勝ち点は、わずかに「4」。
ということで、現在の順位は17位。降格圏内の21位、山口との勝ち点差はわずかに「2」という厳しい状況です。
今節の対戦相手であるいわきは、現在、18位で勝ち点は熊本と同じ「34」。得失点差で熊本が上回っている状況ですので、負ければ確実に順位が入れ替わり、さらに降格圏に近づいてしまうという、まさに「負けられない戦い」です。
今日は、この試合の「プレビュー(展望)」をお話しします。よろしくお付き合いください。
まずは、熊本の先発予想メンバーです。
GK 田代
DF 阿部、江崎、黒木
MF 大本、上村、竹本、平川
FW 島村、土信田、松岡
これは、前節・山形戦の先発メンバーなのですが、ほぼ同じメンバーではないかと予想します。不確定なのは、「DF大西の復帰があるか」という点と「センターFWの入れ替えがあるか」という2点です。個人的意見としては、再度、道脇を先発起用してみてもよいかなと思っていますが…。
対するいわきは、3-4-2-2の布陣を予想します。もともとは、「4バック」を基本布陣とするチームでしたが、7月の監督交代以降、「3バック」と「4バック」を併用して来ました。ただ、ここ数試合は「3バック」の布陣で戦っており、今節も「3バック」の布陣を敷くだろうと予想しています。
次に、「いわきの特徴」です。
チームの特徴に入る前に、ここ10試合のいわきの戦績を振り返ると…、
4勝5分け1敗。その間に獲得した勝ち点は「17」ということで、熊本とは対照的に「後半戦に入ってから調子を上げてきているチーム」と言えます。
そのきっかけとなったのが、「監督交代」です。前任の村主監督から現在の田村監督に変わったのが、ちょうど後半戦に入る22節でした。その後の10試合で前述のs結果を残しており、田村監督は「7月の月間MVP監督」に選出されています。
ただ、監督は変わりましたが、「前線からのハイプレス」と「90分間を走りきる走力」という特徴は変わっていません。
そこで、このような特徴を持ついわきに熊本が勝利するために必要なことは何か?
ポイントを3つ挙げます。
① プレスをかわす
「前線からのハイプレスをいかにしてかわすか?」というのが、一つ目のポイントです。
これが出来なければ、「自陣に押し込まれて試合をすすめる」という苦しい展開になってしまいますし、「パスをインターセプトされて失点する」というリスクも高まります。
逆にこれが出来ると、相手がハイプレスをかけるために押し上げているDFラインの裏を突いて、効果的な攻撃が出来ます。
② ゴールに直結するプレー
熊本の特徴は「パスワーク」です。「パス数」のデータでは、常に「リーグ1位」です。
これを変える必要はないのですが、「ゴールを奪う」というサッカーの攻撃の本質に立ち返り、「ゴールに直結するプレー」を時には選択することも今の熊本には必要です。
「プレスをかわす」ことが出来れば、「相手のDFの裏を突く」プレーがしやすくなるので、常に相手のDFラインの裏を狙って動ける道脇の先発起用もありだと思うのですが…。
③ 守備の集中力
前節・山形戦も相手を大きく上回る「シュート数」を記録するなど内容的には悪くない試合をしているのですが、結果的には前半の2失点が重くのしかかりました。
「まずは、簡単に失点しない。」
ということが、勝利のための必須条件とります。
今節は、「絶対に負けられない戦い」です。私もヴィクトリーラジオの解説の仕事があり、放送席から参戦します。
サポーターの後押しで、11試合ぶりの「勝ち点3」をつかみましょう!
この試合のプレビューは、YouTubeでも公開していますので、こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。