どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日は金曜日。ロアッソ熊本の試合がみられる週末が近づいてきました!
今週末のロアッソ熊本は、3月12日㈰、山口県の維新みらいふスタジアムでレノファ山口と対戦します。ということで、今日のブログでは、この一戦の展望をお話しします。
内容はいつものように、
①予想スタメン
②レノファ山口の特徴
③ロアッソ熊本が勝利するためのポイント
の3点です。
では、早速「①予想スタメン」から。
熊本のスタメンは、前節の大宮戦と同じ顔触れになると予想しています。これまでの大木監督の采配をみていると「良い内容の試合のあとは同じスタメンを組む」という傾向がみられるからです。
ちなみに前節のスタメンは、
GK 田代
DF 黒木、江崎、相澤
MF 三島、上村、竹本、平川
FW 島村、石川、松岡
ケガなどのアクシデントがない限りこのメンバーだと予想します。
一方の山口も前節で勝利しているので、基本的には前節と大きくは変えないと思いますが、前節の前半にケガで交代した右のDF高橋のところは、途中交代で出場した高木が先発する可能性はあります。
次に「②レノファ山口の特徴」です。
フォーメーションは、4-3-3の布陣。中盤は逆三角形で1人のアンカーと2人の攻撃的MFという形です。
「しっかりとボールをつないで相手を崩す」というスタイルを志向していて、前節のいわき戦では、62%対38%というボール保持率を記録しています。
ただ、ここまで2勝1分けと好調なのですが、いずれの試合も1ゴールずつという結果で、それほど「爆発的な攻撃力」をみせているというわけではありません。いわき戦もシュート数では10対16といわきの方が上回っています。
ということで、こんな山口に「③ロアッソ熊本が勝利するためのポイント」は…
三つあります。
一つ目は、「相手陣内でプレーする」です。前節の大宮戦でも同じようなポイントをあげたのですが、少しだけ違います。前節は「相手陣内にボールを運ぶ」としていました。
この違いは何か?
それは、もちろん「相手陣内にボールを運ぶ」ことは大事なのですが、「相手陣内でプレーする」というのは、「奪われたらすぐにボールを回収し、再び攻撃する」というこも含まれています。
山口は、自陣で奪ったボールを確実につなげようとする傾向がみられます。ここを再び奪い返して、ショートカウンターを仕掛けることで、得点のチャンスが広がるはずです。
二つ目は、「ハイプレス」です。「ハイプレス」とは、前線から相手のボールを奪いに行くことで、これを行うためには、一つ目のポイントである「相手陣内でプレーする」ことが必要になります。
山口はいわき戦で、いわきに「ハイプレス」をかけられた時間帯には、かなりチャンスを作られていました。
三つ目は、「セットプレー」です。相手陣内でプレーして得点を奪えても、セットプレーからの失点をしてしまうと苦しい試合展開になってしまいます。
熊本の先発メンバーをみるとGK田代のほかには身長180cm以上の選手がいなくて、「高さ」では山口に分があります。
相手のセットプレーには細心の注意を払い、逆に熊本がセットプレーで得点できれば、勝利をぐっと引き寄せることが出来ます。
現在、勝ち点7で3位と好調で、同じスタイルを志向する山口から勝ち点3を奪えば、熊本にとっては「飛躍の一戦」とすることが出来ます。
3つのポイントを実践し、勝利をつかんでくれるようにみんなで声援を送りましょう!
この「プレビュー」は、YouTubeでもお話ししています。
こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。