どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
千原台高校の女子陸上部が、全九州女子高校駅伝大会で見事に「南九州代表」のキップをつかみ、12月24日に京都で行われる全国高校女子駅伝大会に出場することになったという話は、以前のブログで書いたので、読者の皆さんもご存じのことと思います。
昨日、千原台高校で全国大会出場へ向けての壮行会を開催しましたので、今日のブログでは、その様子をお話しします。よろしくお付き合いください。
壮行会は、インフルエンザの流行と寒波の襲来から「オンライン形式」で行いました。
校長室で開催し、その映像を各教室に配信。生徒たちは、教室に備えられている大型モニターを視聴するという形式です。
コロナ禍の中で、このような形での開催が「日常化」してきていて、状況に応じて「対面」と「オンライン」を使い分けています。
4時間目の授業が始まった時、校長室のドアがノックされました。
訪ねてきたのは、今回の壮行会を運営することになっている総務部の教職員です。
「校長先生、オンライン壮行会の機材セッティングをしに来ました。よろしいですか。」
「もちろんです。よろしくお願いします。」
千原台高校には、5階に「スタジオ」があり、「オンライン始業式」などは、そこから中継するのですが、今回は、「女子陸上部9名のメンバーが全員で参加できるように」ということで、スタジオよりもスペースの広い校長室から配信することになったのです。
カメラ、収音マイク、照明などがセッティングされ、校長室からの配信の準備が整いました。
壮行会を行うのは、6時間目の授業が終わったあとの放課後の時間帯です。
「では、後ほど、よろしくお願いします。」
放課後になり、女子陸上部の皆さんが校長室に集まり、いよいよ壮行会が始まります。
「はじめに、代表旗の授与を行います。」
司会を務める体育主任の進行で会が始まりました。
「次に、女子陸上部主将から意気込みを語ってもらいます。」
主将からは、
「私たちは、県大会では2位となってしまいましたが、九州大会で南九州代表になることが出来ました。
全国大会では、県大会で負けたチームより上位でゴールするとともに、8位以内を目指してがんばります!」
という決意が語られました。
「次に校長先生から激励の言葉をいただきます。」
私は、
「熊本県大会でライバルのルーテル学院高校にわずかに及ばず2位となり、部員全員が悔し涙を流しました。」
その時に、
「まだ、九州大会で南九州代表の座をつかむチャンスがある。この悔しさをバネにこのチャンスを必ずつかんでほしい。」
という話をしたこと。そして、
「九州大会まで2週間という短い間に、気持ちを切り替えて、チームが一丸となり、代表権をつかんでくれて感動した。」
「京都では、全員が『過去一』と思える走りをしてほしい。」
「私も全校を代表して、京都に行きますので、精一杯応援して来ます。皆さんも熊本からテレビの前で声援を送ってください。」
という挨拶をしました。
この後に、生徒会長からも激励の言葉があり、最後に部員全員がカメラの前に整列し、全校生徒からの拍手が送られて会を閉じました。
この壮行会の様子は、YouTubeでも公開していますので、こちらも観てもらえると嬉しいです。
全校生徒や同窓生などすべての応援してくれる人たちの期待を背負い、京都の都大路では、きっと「過去一」の走りで感動させてくれると思います。
私も現地で、全力で応援して来ます!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。