YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

サッカー界に寂しいニュース 遠藤保仁、現役引退… 「ドイツの皇帝」逝去…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日、日本と世界のサッカー界に寂しいニュースが報じられました。

日本では、元日本代表でJリーガーとして一時代を築いてきた遠藤保仁選手の現役引退が報じられ、世界では、元ドイツ代表で選手として、また、監督としてもドイツ代表をW杯の優勝に輝き、その華麗なプレイぶりから「皇帝」と呼ばれたベッケンバウアー氏の逝去が伝えれました。

ということで、今日は、この二つのニュースについてお話しします。よろしくお付き合いください。

まずは、遠藤保仁さんのニュースについてです。

鹿児島県の桜島町に産まれた彼は、三人兄弟の三男で、兄たちの影響でサッカーを始めました。ちなみに、次男の彰弘氏ものちにプロサッカー選手となっています。

高校は地元の強豪校・鹿児島実業高校に入学。1年生では高校選手権で優勝。2年生では高円宮杯で優勝。3年生では高校選手権ベスト8となり、大会の優秀選手に選ばれました。

高校卒業後は、横浜フリューゲルスに入団し、「Jリーガー」としての道を歩み始め、その後、京都パープルサンガ、ガンバ大坂、ジュビロ磐田といったチームで数々の記憶と記録に残るプレーをみせてくれました。

日本代表として、2006年、2010年、2014年の3回のW杯に出場し、2010年南アフリカW杯では、得意のフリーキックでゴールを奪うなど、チームのベスト16進出に大きく貢献しています。

遠藤選手がすごいところは、「生涯Jリーガー」で現役を終えたところです。同年代の高原や稲本、中村俊輔などが、次々とヨーロッパへ渡り、「海外組」として代表でプレーする中で、彼は一度もヨーロッパへ渡ることはなく、Jリーグでプレーし続けました。

昨年、創設30周年を迎えたJリーグの「30年間のMVP」にも選出されています。

現役引退後は、一番長くプレーしたガンバ大坂のトップチームコーチとして「指導者デビュー」するということです。

以前、このブログでお話ししたように、彼の指導者としてのスタートとなる「ライセンス講習会」で講師をさせていただいたご縁もあり、今後の遠藤さんの「コーチ人生」を全力で応援していきます!

海外では、「皇帝」と呼ばれたベッケンバウアー氏の逝去が報じられました。

1974年のW杯では、ドイツ代表の主将としてプレーし、守備時はDFラインの一番後ろでプレーし、攻撃時には果敢に攻撃参加する「リベロ」と呼ばれるポジションでのプレーを確立させた人です。

1974年と言えば、私は10歳。9歳からサッカーを始めた私にとっっては、彼はまさに「サッカー界のヒーロー」でした。

また、現役引退後もドイツ代表監督などとして数々の功績を残し、1990年のイタリアW杯では、監督としてドイツ代表を優勝に導いています。

彼の数々の功績に最大の敬意を表するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。