どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
ロアッソ熊本の2024年シーズンJ2リーグの後半戦スタートなる第20節が、昨日(6月16日)熊本市のえがお健康スタジアムで行われました。
ファジアーノ岡山との対戦となったこの試合。0-0で終了するかと思われた後半の追加タイムにまたしても失点をしてしまい、0-1で岡山に敗戦という結果になりました。
今日は、この一戦jを振返ります。よろしくお付き合いください。
まずは、熊本の先発メンバーです。
Gk 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、三島、伊東
トップ下 古長谷、藤井
FW 大崎
岩下と豊田が退場処分による出場停止のために、左MFには伊東、ボランチには三島が起用されています。GKは、田代が天皇杯に続いて先発。リーグ戦では7試合ぶりの出場となります。
対する岡山は3-4-2-1の布陣。熊本と同じフォーメーションで「ミラーゲーム」となりました。
岡山の注目選手は、トップ下に入る岩渕。リーグ戦で「4試合連続ゴール記録」を更新中で絶好調です。また、前半戦での熊本との対戦でも「1ゴール1アシスト」と大活躍した選手です。
試合は立ち上がりから岡山のペースで進んでいきました。
フィジカルの強さにものを言わせて「圧」をかけてくる岡山のディフェンスに対して、熊本はいつものパスワークを発揮できません。
前半は0-0で終了しますが、前半を終えてのシュート数は、熊本の「4」に対して岡山は「15」。前半だけで「15」というシュート数はめったに見ない数字です。
さらに、「パス数」でも岡山が熊本を上回っていました。
いかに「熊本らしさ」を発揮できなかった前半だったかを象徴しています。
後半に入ると数回は熊本もチャンスをつくりますが…。
試合全体の流れは変わらず、岡山の「猛攻」を受け続けました。
これを何とか防ぎ続けたのは、GK田代の「スーパーセーブ」でした。持ち前の「反射神経の良さ」を存分に発揮して、熊本のゴールを死守し続けました。
0-0で試合は進み、4分間の後半アディショナルタイムに入ります。
この時間帯にも岡山の攻勢が続き、連続してコーナーキックを与えます。何とかしのいでいたのですが…。
試合終了まであと20秒となったところで、岡山のMF末吉が放ったシュートが、熊本の選手に当たりコースが変わって、ボールはそのまま熊本のゴールに吸い込まれてしまいました。
次のキックオフをすると、すぐに試合終了のホイッスルが鳴り響きます。
その笛と同時にGK田代はピッチ上に倒れ込み、悔しさをあらわにしました。
後半戦のスタートとなる一戦。「終了間際での失点」というこれまでの悪いイメージを払拭したい試合だったのですが、またもや「悪夢」が繰り返されてしまいました。
もちろん「試合の終わらせ方」は、今シーズンの大きな課題ではあるのですが、それ以上に、この試合では「熊本のサッカー」が出来なかったという点が悔やまれます。
次の対戦相手も「上位」の横浜FCです。
この1週間で「熊本のサッカー」を取り戻し、アウエーで「勝ち点3」をとって帰ってきてください!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。