どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【ロアッソ】ボールを保持して「勝ち点3」を! 横浜FC戦プレビュー
です。
6月22日㈯に行われるJ2リーグ第21節、横浜FC対ロアッソ熊本戦のプレビューとして、熊本がこの試合で勝利するためのポイントなどをお話しします。よろしくお付き合いください。
前節の岡山戦では、またもや後半のアディショナルタイムに失点し、0-1の敗戦。「終了間際の悪夢」を繰り返すことになってしまいました。
18節の栃木戦で3-1の勝利をおさめて以来、天皇杯も含めて3試合連続「勝利なし」の熊本にとっては、何としても「4試合ぶりの勝利」を手にしたい一戦です。
ただ、対する横浜FCは、現在、勝ち点「40」で順位は「3位」。しかも、天皇杯を含めてここ5試合は「全勝」という難敵です。
前半戦での対戦では、序盤から中盤は熊本が得意のパスワークでボールを保持し、チャンスをつくりますが、終盤になると雨が激しくなりパスがつながりにくくなりました。それでも相手の攻撃を「粘りのDF」で何とか凌いで、0-0のスコアレスドローという結果でした。
横浜FCのフォーメーションは、3-4-2-1。熊本と同じフォーメーションであり、この試合も「ミラーゲーム」ということになります。
横浜FCの注目選手として三人をあげておきます。
一人目は、FW高橋利樹。これは、熊本のサポーターの皆さんには「説明不要」ですよね。
J1浦和からシーズン途中で横浜FCに移籍し、先発メンバーに定着しています。得点はまだ「1」ですが、熊本に在籍した頃からの特徴である「献身的なプレスディフェンス」でチームに貢献し続けています。
二人目は、トップ下に入るブラジル人のMFカプリーニです。「背番号10」を背負う選手らしく、彼を起点とした攻撃は常に相手チームの脅威となっています。まさに「違いをつくれるプレーヤー」だと言えます。
三人目には、左DFの福森をあげます。J1の川崎フロンターレやコンサドーレ札幌でも活躍した選手で、「左足からのクロス」の精度は抜群です。中央からの攻撃が行き詰っても、彼の「左足からのクロス」で一気に流れを変えられるのも横浜FCの「強み」の一つです。
では、このような横浜FCに勝利するためのポイントは…?
① 得意のパスワークでボールを保持する
② 積極的にシュートを放つ
③ 粘りのDFをし、試合終了まで集中力を保つ
の3つをあげます。
①は、熊本のサッカーの「生命線」です。岡山戦では、相手の守備の圧力に負けて、十分な「ボール保持」が出来ていませんでした。
また、横浜FCは自分たちが有利にボールを保持すると「多彩な攻撃」を仕掛けてきます。「熊本がボールを保持する時間が長い」という展開に持ち込みたいところです。
②は、当然の条件です。岡山戦でのシュート数はわずかに「7」。少なくとも倍以上のシュートを放つチャンスをつくる必要があります。
③もここまでの「大きな課題」です。「粘りのDF」は出来るようになってきてはいますが、「最後までやり切る」というところが未達成。この試合こそは「最後までやり切る」試合にする必要があります。
チームが苦しい状況であることは間違いありません。こんな時こそ、我々サポーターが「前向き」になり、「チーム一丸」の一員となって横浜FC戦に臨みましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。