どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今朝(8月24日)の地元紙「熊本日日新聞」の朝刊一面では、
「熊本市 小中学校分散登校へ」
という見出しがトップに掲載されています。
ただ、この件については、
「高校と専門学校、幼稚園、特別支援学校は各校の状況に応じて、分散登校・登園の方法を決める。」
となっており、千原台高校では、今日、臨時に職員を招集し方向性を決めます。
なので、明日のブログでここまでの経緯も含めてお話しします。
というわけで、今日は、その前日(8月23日)の「熊本日日新聞」スポーツ欄を飾った嬉しい話題をお話しします。
北信越地方で開催されている全国高校総体(以下インタハイ)の模様を伝えるスポーツ欄の見出しを飾っているのは、
「潮崎(千原台)僅差の4位 男子スプリント」
「田中(千原台)得点重ね6位 女子ポイントレース」
という千原台高校自転車競技部メンバーのインタハイでの入賞を伝える記事の数々でした!
彼らの頑張りに拍手!
まず、男子スプリントで4位入賞を果たしたのは、千原台高校3年生の潮崎孔明くんです。
出身中学校は、河内中学校。河内は熊本市の西部に位置していて、みかんの生産で有名な場所です。
河内でみかんとともに有名なのが相撲です。昔から相撲部が強豪として知られており、大相撲界では、テレビやラジオの中継で向こう正面の解説でおなじみの稲川親方・元小結・普天王は、河内中学校相撲部の出身です。
そして、潮崎君も河内中相撲部の出身。高校入学とともに相撲から自転車に転向して、今の実績を残しています。
潮崎君の武器は、相撲で鍛えた下半身の筋肉を活かした瞬発力。体格も170cm、70kgとがっしりとした体格で、比較的短い距離の種目を得意としています。今回もその特徴を活かして、「スプリント種目」でメダルが懸かった準決勝・3位決定戦に臨みました。結果はいずれも僅差の敗退ということでメダルに手は届きませんでしたが、
「8位入賞が目標だったので嬉しい。ケガをしたときにサポートしてくれた人たちのおかげ」
と昨年の9月に負った右手の甲の骨折を乗り越えてつかんだ入賞を喜びました。
続いて、「男子スクラッチ」で7位に入賞したのは、千原台高校3年生の濱田大空くん。
彼は錦ヶ丘中学校の出身。彼の中学時代の部活動は「陸上部」。体格も潮崎くんとは対照的に長身ですらっとしています。そんな彼が得意とするのは「長距離種目」。その強みを活かして、「スクラッチ種目」に出場しました。
「九州大会で優勝し、自信を持って臨んだ。残り3周で先行する作戦だったが、うまく前に付けられなかった。ラスト1周で追い上げただけに悔しい。」
というのが、濱田くんの談話です。
九州チャンピオンの彼にとっては、悔しい結果だったと思いますが、「インタハイ7位入賞」は立派な成績。胸を張って帰ってきてほしいと思います。
「女子ポイントレース」で6位入賞を果たしたのは、千原台高校3年生の田中杏奈さんです。
彼女の武器は、厳しいトレーニングのもとで手にした「スタミナ」。濱田くん同様に「長距離種目」を得意としています。
「ポイントレース」は、12,000mを走、5周ごとの着順(1~4着)に応じて点が与えられるという過酷なレースです。
田中さんは、持ち前のスタミナを活かしてポイントを重ね、いよいよ点数が倍となる最終周。
「前しか見ずに一生懸命にペダルをこいだ」
と鋭い伸びで3位入線。しかし、ほかの選手を内側に押し込んだとして降着となり、得点を上積み出来ませんでした。
この3人をはじめとする8人の選手がインタハイに臨んだ千原台高校自転車競技部。
全国の舞台で、本校のモットーである「一生懸命はカッコイイ!」という姿を見せてくれたことを誇りに思います。
熊本に帰ってきたら、入賞した3人には校長室でインタビューをし、私のYouTubeチャンネルで公開します。
YouTubeで「南弘一 千原台」と検索していただけるとこれまでの生徒へのインタビューなどもご覧いただけますので、ぜひ、そちらの方も「チャンネル登録」と「高評価」をお願いします!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。素敵な一日をお過ごしください。