YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

学び多き一日 2つのオンラインイベントに参加しました!(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日、昼と夜に行われた2つのオンラインイベントに参加しました。

昼に参加したのは、熊本市教委育委員会が主催する「Kumamoto Education Week」。

夜に参加したのは、熊本県サッカー協会が主催する「熊本県 なでしこサッカーフォーラム」です。

今日は、この2つのイベントについてお話ししますね。

Kumamoto Education Week」は、今年で3年目を迎えています。

熊本市の教育の成果を世界に向けて発信しよう!」というイベントで、コロナ禍ということもあり、昨年から「オンライン」で開催されています。

初日となった昨日は、12時からの「オープニングセッション」に続いて、12時30分からは、東京パラリンピック水泳競技のメダリスト冨田宇宙さんによる「オープニングトーク『夢に向かって』」と、それを聴いた中学生とのディスカッションが行われました。

「『障がい』を『みんなそれぞれ違う』例えば、背が高い人もいれば、低い人もいる。その中の一つと捉えてもらえる社会にしていきたい。」

という冨田さん言葉が胸に響きました。

続いて13時30分からは、「夢をつかむ ~わたしのステップ~」というテーマで、熊本市で「キャリア教育」に取り組む小中高校生の代表が「パネラー」として参加し、「パネルディスカッション」が行われました。

高校生代表として参加したのは、千原台高校・経営情報コース3年生の村崎蓮莉くんです。

千原台高校で行っているメルカリとのPBL学習(課題解決学習)についても紹介されました。

ファシリテーターは、水野直樹さんと、あとおひと方、いつもロアッソ熊本戦のラジオライブで実況を担当され、ご一緒しているフリーアナウンサーの風戸南陽子さんです。

PBL学習でお世話になっているメルカリの高橋亮平さんもコメンテーターとして参加されました。

小中高校での「キャリア教育」の様子が紹介されたあと、パネルディスカッションが始まりました。

「あなたが大切だと思う力は何ですか?」

子どもたちは、どんな答えを出したと思いますか?

最も多くの子どもたちが出した答えは・・・

「コミュニケーション力」

でした。

これは、企業が就職試験で最も重視するスキルとも一致しています。

また、若者の中では「コミュ力(こみゅりょく)」と呼ばれ、「あの人『コミュ力』高いようねー。」というのは、誉め言葉として定着しています。

風戸さんの

「コミュメーション力とは、『うまく話す』『話し方が上手』ということだけでなく、『聞く力』が大事だと思います。」

というコメントに共感しました。

そんな中で、千原台高校の村崎くんが出したのは、

「情報収集力」

という答えでした。

村崎君いわく、

「今の時代は、ネット上に数多くの情報が氾濫しています。その中から正しいもの、ためになるものを判断して収集し、それを活かして行動していくことが、これからは一番大事だと思うんですよね。」

さすがは、高校生!

そして、彼が学んでいるのは「経営情報コース」であり、日頃からたくさんの「IT関連」の学習をしています。

彼らしい答えに、思わず私のほほも緩みました。

最後に、

「これから、どんなことに力を入れていきたいですか?」

という問いがされ、子どもたちは、それぞれに「がんばっていきたいこと」を答えました。

ここでは、メルカリの高橋さんからの

「『子どもだから、こうするべき』という考えから離れて、さまざまなことにチャレンジしてほしいですね。」

というコメントに共感!

最後に、ファシリテーターの水野さんから、

「『がんばってください!』ではなく、これからも熊本市のみんなで一緒にがんばっていきましょう!」

という言葉が送られて、会を閉じました。

私にとっても新しい学びがある、素晴らしいイベントでした。

夜の部で参加した「熊本県 なでしこフォーラム」については、明日の(後編)でお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。