どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日、2月19日㈯、2022シーズンのJリーグが本格的に開幕しました。
私もダゾーンで、J1,J2の全試合をチェックしましたので、今日はその感想をお話ししますね。
まずは、J1リーグの結果です。
2月18日㈮
2月19日㈯
横花M2-2C大阪
清水1-1札幌
京都1-0浦和
G大阪1-3鹿島
広島0-0鳥栖
福岡1-1磐田
湘南0-2柏
名古屋2-0神戸
この中で、私が注目していた試合は京都対浦和の一戦でした。
理由は二つあります。
一つは、先日のゼロックススーパーカップで「絶対王者」川崎Fを破って優勝した浦和が、J1リーグでどのようなプレーをみせせるのかに興味があったことです。
そして、もう一つは熊本県出身の松田天馬選手がキャプテンを務める京都の12年ぶりのJ1での戦いぶりをみてみたいと思ったからです。
松田選手は、ロアッソ熊本の上村選手と同級生。私が「熊本県トレセンU-13~15」の監督をしていた時代の選手であり、教え子の一人です。
当時から抜群のテクニックとクレーバーさを兼ね備えた「熊本県トレセン」の中心選手でした。
中学を卒業後に東福岡高校→鹿屋体育大学と進み、さらに選手としての力に磨きをかけて、J1湘南ベルマーレに入団。
湘南時代にも、大事な残留をかけた試合でゴールを決めるなどの活躍をみせていました。
その後、湘南時代の恩師、曺貴裁(チョウ・キジェ)監督が京都の監督に就任した昨シーズン、湘南から京都に移籍し、キャプテンマークを巻きました。
そして、チームをJ2リーグでの優勝に導き、今シーズンはJ1の舞台で戦います。
京都には、さらに今シーズンから大津高校出身の豊川雄太選手も加入しています。
松田選手、豊川選手の2人がそろって先発に起用された開幕戦。
試合は、立ち上がりからホーム両チームとも惜しいシュートを放ち、五分五分の展開で進んでいきます。
最初に惜しいシュートを放ったのは浦和でした。前半9分、FW明本がドリブルで左45度の位置に持ち込み、鋭いシュートを放ちますが、ここは京都GK上福元が好セーブで防ぎます。
前半26分には、京都が決定機を作りをます。
中盤で奪ったボールを前線のFWウタカに収め、そのボールがMF松田へ。松田は、左足で鋭いシュートを放ちますが、浦和GK西川に弾かれてゴールとはなりません。
このまま0-0で前半を終了。
均衡が破れたのは、後半立ち上がりの5分でした。京都が右サイドのスローインからMF川崎がオーバーラップして、クロスを供給。これを受けたFWウタカが冷静にシュートを放って、待望の先制ゴールを挙げました!
その後の浦和の猛攻をGK上福元を中心にした好守で守り切り、ホーム京都が12年ぶりのJ1での初陣を見事に勝利で飾りました!
試合後、松田選手に
「開幕戦の勝利、おめでとう。
前半の左足のシュートは素晴らしかったね。
J1で、さらに活躍してくれることを楽しみにしています。」
とメールを送ると、すぐに、
「ありがとうございます。
まだまだですね~。(シュートが決まらずに)
(J1でも)頑張ります!」
と返信をくれました。
これからの京都サンガFC、そして、松田天馬主将の活躍がますます楽しみです。
J2リーグの昨日の結果は以下の通りです。
栃木1-0秋田
群馬1-0山形
岩手1-0千葉
横浜FC3-2大宮
徳島0-0金沢
長崎1-1東京V
すべての試合が1点差か同点というところから、J2の各チームのチーム力がいかに拮抗しているかがわかります。
そんな中で特に注目すべきは、J3リーグから昇格した岩手が、強豪(私の予想では3位)の千葉を1-0で破ったということです。
昇格チームにも十分チャンスがあることを示してくれました。
我らがロアッソ熊本の開幕戦は、今日(2月20日)の13時30分キックオフ!
レノファ山口のホーム、維新みらいふスタジアムで行われます。
ロアッソ熊本の大木監督は、この試合に向けて、
「たかが開幕戦、されど開幕戦。」
と語っています。
スタートダッシュにつながる試合にしてくれることを信じて、我々サポーターも精一杯の声援を送りましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。