どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
先日からのブログで、「教師一人一人が考える 千原台高校をこんな学校に!」と題して、千原台高校の「スクールポリシー」を全職員で創っていく過程をお話ししています。
今日のブログでは、(その3)ということで、4月21日㈭に行った第2回校内研修の様子をお話ししますね。
(その1)(その2)では、まず「千原台高校をどんな学校にしていきたいか?」ということをテーマに、ブレーンストーミングを行ったこと。その結果を反映させて、私が提案していた「千原台高校のスクールポリシー(校長案)」を「魅力づくり部案」に改良してくれたことまでお話ししました。
その時点での「魅力づくり部案」をもう一度示しておきます。
千原台高校のスクールポリシー(魅力づくり部案) 2022,4,21
【グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)】
・情報・ビジネスに関する専門的な知識・技能を身につけ、各種資格取得をはじめ地域の産業振興に貢献できる実践力を育成する。
・健康スポーツに関する専門的な知識・技能を身につけ、全国レベルの競技力をはじめスポーツの発展並びに健康社会の実現に貢献できる実践力を育成する。
・予測困難な時代を生き抜くための柔軟な思考力と行動力を備え、自らの未来と社会の未来を切り拓いていく人材を育成する。
・校訓「誠実・創造・友愛」のもと、誰からも愛され、必要とされるような豊かな人間性と生きる力を備えた人材を醸成する。
【カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)】
・基礎学力を身につける学習に取り組むとともに、主体的・対話的な学びのある授業を全教科で行う。
・将来、地域の産業振興に貢献できる実践力を育むために、情報・ビジネスに関する専門性の高い学習に取り組む。(情報ビジネス探究科)
・将来、スポーツの発展や健康社会の実現に貢献できる実践力を育むために、健康・スポーツに関する専門性の高い学習と科学的トレーニングに取り組む。(健康スポーツ探究科)
・予測困難な時代を生き抜くための思考力と実践力を身につけるために、探究的な学びに力を入れて取り組む。
・地域、行政、企業、大学などの外部機関との連携・協働をしながら、地域の産業振興や健康社会の実現などに向け、PBL学習や科学的トレーニング等といった体験的かつ実践的な学びを積極的に取り入れた学習に取り組む。
・豊かな人間性と生きる力を育むために、生徒が主体的かつ協働的に参画する学校行事や部活動の実践に取り組む。
【アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れに関する方針)】
・基礎的な学力の基盤の上に、情報・ビジネス・健康・スポーツに高い関心を有する人材の確保を目指す。
・地域を愛し、将来の熊本市の発展に様々な形で貢献したいと考えている人材の確保を目指す
・学校行事や部活動、生徒会活動等に一生懸命に取り組む人材の確保を目指す。
・失敗を恐れず、新しいことに積極的に挑戦もしくは創造しようとする強い意志を持った人材の確保を目指す。
というものでした。
4月21日の第2回校内研修では、これを広用紙にプリントアウトして6グループに配布し、各グループごとに「修正意見」を出し合ってもらいました。
その際に、魅力づくり部から次のような「話し合いの視点」が示されました。
1,スクール・ミッションに則り、職員の思いや考えを反映されたものになっているか?
2,中学生やその保護者の心を捉えるものになっているか?
3,他校(ライバル校)との違いが明確になっているか?
この「3」の視点で話し合うための資料として、ライバル校のスクールポリシーも各グループに配布されています。
各グループで、身を乗り出しながらベテラン、中堅、若手、それぞれが意見をぶつけ合っています。
その光景を目にしながら、再び私の胸は熱くなりました。
この結果を受けて、「スクールポリシー(魅力づくり部再提案)」が示されるわけですが、そのことについては、次回、(その4)としてお話しさせてください。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。