YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

「16歳からのライフシフト」 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著(東洋経済新聞社)を読みました!(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

先日のブログ「人生100年時代を生きるための特別授業 ~16歳からのライフシフト~」で本書の監修者である宮田純也先生を千原台高校にお招きし、「特別授業」をしていただいたことをお話ししました。その際に、東洋経済新聞社さんから本書をご寄贈いただいており、昨日、読了しましたので、今日は本書から学んだことについてお話しします。よろしくお付き合いください。

16歳からのライフシフト

まずは、著者の紹介から。

[著者紹介]

リンダ・グラットン

ロンドン・ビジネス・スクール経営学教授、世界経済フォーラムの「新しい教育と仕事のアジェンダに関する評議会」責任者。世界で最も権威ある経営思想家ランキングであるThinkers50のトップ15にランクイン。「人生100年時代」の提唱者として2018年には「人生100年時代構想会議」のメンバーに任命された。

アンドリュー・スコット

ロンドン・ビジネス・スクール経済学教授、スタンフォード大学ロンジェビティ(長寿)センター・コンサルティングスカラー。企業や政府機関の役員、顧問、英国予算責任局のアドバイザリーボードと英国内閣府の栄誉委員会のメンバーも務める。

 本書のオリジナルである『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』は、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2017」で総合グランプリ、「ビジネス書大賞2017」で準大賞を受賞。テレビ番組でもしばしば紹介された『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』72万部を突破する大ベストセラー。

※本書は、リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(東洋経済新聞社、2016年)を基に、著者の許可を得て、読みやすさを考慮して要約・編集し、問などを新たに加えたものです。 (本書より引用)

これをお読みいただくと、本書のあらましがご理解いただけたと思います。

ここにも書かれているように、本書に内容の「軸」となっているのは、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(東洋経済新聞社、2016年)で述べられていることでした。

その「軸」とは…、

「2007年に産まれた人たちの平均寿命は107歳になると言われており、『人生100年時代』が迫ってきている。」

「これまで通用してきた『教育→仕事→老後』という『3ステージ制』の人生は通用しなくなり、『教育→仕事→教育→仕事』と繰り返しながら生きていく『マルチステージ制』が必要になる。」

という2点です。

私は、以前に『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(東洋経済新聞社、2016年)は読んでいましたので、この点については、理解していたのですが、本書を読んで初めて知ったこともありました。

それは、「いま三つの新しいステージが出現しつつある」という点です。そのことについて、著者は次のように述べています。

「過去に出現した『ティーンエージャー』と『引退者』のステージでは、年齢と直に結びついていた。若くなければティーンエージャーにはなれない。高齢者でなければ引退者にはなれない。いま出現しつつある新しいステージは、年齢と無関係である。

 ここでは、読者の皆さんと関連の深い次の三つのステージを紹介したい。」(本書p145より引用)

「三つの新しいステージ」とは…。

これについては、次の(後編)でお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。