YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【千原台】キャリア教育講演会「グローバル社会を生きる~今、私たちに出来ること~ 台湾の大学という選択肢」

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

千原台】キャリア教育講演会「グローバル社会を生きる~今、私たちに出来ること~ 台湾の大学という選択肢」

です。

先日(1月25日)に千原台高校の1,2年生355名を対象にして行った「キャリア教育講演会」についてお話しします。よろしくお付き合いください。

今回の講演会で講師を務めていただいたのは、一般社団法人 台湾留学サポートセンターの安蒜美保さんです。

(一社)台湾留学サポートセンターとは、「台湾の大学で学びたい!」という日本の高校生をサポートしておられる団体で、熊本県立高校校長会と提携を結んでいることもあり、定期的に熊本県を訪れてこのようなお話をいただいています。

本校にも(一社)台湾留学サポートセンターの創設者であり、安蒜美保さんのお母様であられる安蒜頼子さんに以前に来ていただき、管理職がお話をうかがったことがありました。

今回は、「熊本県を訪問をし、いくつかの高校の生徒に直接お話しますよ。」という情報をいただき、本校に訪問していただくことになりました。

本校の卒業生も、現在の大学3年生に一人、今年度の卒業生に一人、台湾留学サポートセンターにお世話になって台湾の大学へと進学する生徒がいます。

講演の主な内容は、次の三つでした。

一つ目は、「グローバル化が進む中で、今後の日本がどうなっていくのか」ということです。

「失われた30年」と言われる日本が、世界の中でどのような状況にあるのかという現実を数字を交えて詳しく説明していただきました。

そして、日本が「失われた30年」で世界の中での「経済的な競争力」を落としていく中で、世界に台頭してきたのが台湾です。

そのことは、今回、熊本県に進出する「TSMC(世界一の半導体生産企業)」の躍進ぶりが証明しています。

二つ目は、その台湾が「日本人にとっては、とても住みやすい国である」という点でした。

台湾の人たちの多くが「親日家」であるということは知っていましたが、日本の飲食産業の多くが台湾にも進出しており、日本でなじみのある飲食のほとんどが台湾でも可能であるということでした。

そして、三つ目は「台湾の大学で学ぶことの大きなメリット」です。

メリットの一つは、「台湾の大学で学べば、英語と中国語が身に着き、なおかつ先進的な知識・技能を身につけることが出来ること。」

もう一つは、「安価で台湾の大学には留学できること」です。

今は「円安」の影響で、日本人が海外に留学するための「経費」は上昇の一途をたどっています。

そんな中で、台湾の大学への留学は「日本の国公立大学への進学よりも安価」で実現するということでした。

この講演会をきっかけに留学や海外で働くことに興味を持ったという生徒たちの声が聞かれ、大変有意義な講演会でした。

体育館アリーナで355名の生徒たちが講演会を拝聴しました!

実は、安蒜美保さんに千原台高校に来ていただいた理由はもう一つあり、講演会終了後にも大変お世話になりました。

この話題は、後日、お話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。